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「思ってたのと違う…」を防ぐには?プロが教えるWeb制作の裏側と成功のロードマップ

Web制作の裏側

「ホームページを作りたい!」と依頼して、いきなりデザイン画が出てくると思っていませんか? 実は、失敗しないWeb制作には「準備」が8割。 今回は、完成後に「思ってたのと違う…」という悲劇を防ぐための、プロの制作ロードマップ(全8ステップ)を公開します。

ねえねえ、ホームページ制作って、依頼したらいきなりカッコいいデザインを作ってくれるの?

ううん、実は違うんだ。家を建てるのと同じで、いきなり工事は始めないよ。まずは「どんな家(サイト)にしたいか」をしっかり話し合うところからスタートするんだ。

えっ、そうなの?

そう!ここを飛ばすと、後で「部屋(ページ)が足りない!」とか「ドア(機能)が開かない!」なんてことになりかねないからね。solabの「Web制作」のページの「Webサイト制作の流れ」という項目を見てみながら実際の制作フローを見てみようか。

ウェブ制作

失敗しないWeb制作の全8ステップ


01. お問い合わせ・ご相談

「まだ何も決まってないけど…」という状態でも大丈夫です。 まずは「今のサイト、ここが使いにくいんだよね」「新しくお店を出すから何か作りたい」など、現状の悩みや希望をお聞かせください。 企業様・店舗様を中心に、お客様の「伝えたい想い」をカタチにする第一歩です。

【実例ロープレ】制作会社にはこう伝えるとスムーズ!

そろそろホームページを作りたいんですけど、何から決めたらいいか分からなくて…

大丈夫ですよ!まずは『なぜ作りたいと思ったか(きっかけ)』を教えてもらえますか?

実は、採用を強化したくて。今のままだと学生さんに会社の雰囲気が伝わらない気がして…

なるほど!それなら『会社の楽しさ』が伝わるサイトがいいですね。詳しくお話しましょう!

💡 ここがポイント!どんなサイトにしたいか(仕様)」が決まっていなくても大丈夫です。 まずは「なぜ作りたいと思ったか(きっかけ)」や「今困っていること(悩み)」をそのまま伝えてみてください。プロがそこから「目的」を汲み取り、あなたにぴったりのプランを提案してくれます。


02. ヒアリング・要件確認

★ここが一番重要! 「思ってたのと違う」を防ぐための最重要ステップです。

  • 目的: 集客?採用?それとも名刺代わり?
  • ターゲット: 誰に見てもらいたい?
  • 機能: お知らせは自分で更新したい?自分で記事を発信したい?

これらを徹底的にすり合わせ、デザインの方向性(参考サイトなど)も共有します。

【実例ロープレ】制作会社にはこう伝えるとスムーズ!

とにかく、カッコいいサイトにしたいです!

いいですね!でも、その『カッコいい』を誰に感じてもらいたいですか?

うーん…今回は新卒採用を増やしたいから、就活中の大学生かな?

それなら、高級感のあるカッコよさより、『親しみやすくて働くイメージが湧く』カッコよさが正解かもしれませんね

あ、確かに!学生目線で考えないとダメですね

そうです!そのために『ペルソナ』を設定して、ターゲットの気持ちを深掘りしましょう

ペルソナ…?

詳しくは後で紹介する記事で解説するけど、簡単に言うと『たった一人の架空のお客様』のこと。年齢や趣味、休日の過ごし方まで細かく設定して、その人の気持ちになりきるんだよ

💡 ここがポイント! 「カッコいい」の正解は、見る人(ターゲット)によって変わります。 ただ漠然と作るのではなく、「たった一人の架空のユーザー(ペルソナ)」を作り込み、その人が「どう動くか(カスタマージャーニーマップ)」を考えることで、本当に響くサイトが見えてきます。

※ペルソナやカスタマージャーニーマップの詳しい作り方は、次回になります。


03. お見積り・ご提案

ヒアリング内容に基づき、明確な費用とプランをご提示します。 「予算内でここまでは必須」「ここはオプションで追加」といった柔軟なご提案も可能です。後から「追加料金がかかります」とならないよう、最初にクリアにします。

【実例ロープレ】制作会社にはこう伝えるとスムーズ!

うっ…正直、予算オーバーかも…

その場合は、機能を少し絞りましょう。例えば『自社サイトブログ更新システム』は今回は入れずに、Xやインスタへのリンクにするのはどうですか?

あ、それなら安くなりますか?

はい!システム開発費が浮くので、ご予算内に収まりますよ

💡 ここがポイント! 予算オーバーでも諦める必要はありません。プロは「機能を削ってコストを下げる方法」を知っています。正直に予算感を伝えることが、満足度の高い着地への近道です。


04. ご契約・スケジュール確定

プランにご納得いただけたらご契約です。 「いつまでに素材(写真や原稿)をもらって、いつ公開するか」という全体の進行スケジュールを共有し、お互いのゴールを設定します。

【実例ロープレ】制作会社にはこう伝えるとスムーズ!

来月1日には公開したいです!急いでください

そうなると、来週の金曜日までに希望されていた『社長の挨拶文』と『社員の集合写真』が必要になりますが、ご準備できそうですか?

えっ、そんなに急ぎ!? たのみずらい社長だしな・・・みんな忙しいしな・・一度お伺いたてないと・・・

無理のない範囲で大丈夫です。もし遅れそうなら、公開日をずらす相談もしましょう

💡 ここがポイント! Web制作は二人三脚です。制作会社が作業するだけでなく、**お客様側での「原稿作成」や「写真用意」**もスケジュールに含まれます。無理のない計画を最初に握っておくことが大切です。


05. 企画構成・ワイヤーフレーム(設計図)

ここから本格的な制作スタート!でも、いきなりオシャレなデザインは作りません。 まずは「サイトの設計図(ワイヤーフレーム)」を作ります。 家づくりで言えば、色やおしゃれ家具をを選ぶ前に「2階建てにするか?」「ここに子供部屋が必要か?」といった間取りを決める作業です。この骨組みがしっかりしていないと、2階がでっかいぐらぐらの家(サイト)になってしまうかもしれません。

【実例ロープレ】制作会社にはこう伝えるとスムーズ!

あれ?なんか地味な白黒の図面が送られてきたけど…これでおしまい?

いえいえ!これは家で言う『間取り図』です。壁紙(デザイン)を貼る前に、部屋の配置を決めましょう

間取りかあ。えーっと…あ、ここの玄関(トップページ)、もっと広くしたい!

いいですね!あと、キッチン(お問い合わせボタン)はここに置かないと不便じゃないですか?

確かに!デザインの前に、使い勝手』を相談するんですね

💡 ここがポイント! 色がついた後に構成を変えるのは、家を建てた後に「柱を動かして!」と言うくらい大変な作業です。 「デザイン(壁紙)」に惑わされず、「機能と配置(間取り)」だけに集中できるこの段階で、しっかり要望をすり合わせておきましょう。


06. デザイン・コーディング(構築)

設計図(骨組み)に、色や写真で「肉付け」をしてデザインを完成させます。 デザインが決まったら、それをWebブラウザで見られるように「コーディング(構築)」します。 スマホで見ても綺麗に表示されるように調整したり、動き(アニメーション)をつけたりするのもこの段階です。

【実例ロープレ】制作会社にはこう伝えるとスムーズ!

デザイン見ました!すごく良いけど、ここの青色、もうちょっと明るくできますか?

もちろんです!御社のロゴに合わせて、もう少し水色に近いトーンに調整してみますね

あと、スマホで見るとどうなりますか?

スマホだと縦並びになります。後ほどスマホ用のイメージもお見せしますね!

💡 ここがポイント! PC画面だけでなく、「スマホで見た時のイメージ」も確認しておくと安心です。色の微妙な調整なども、遠慮なく相談してください。


07. テスト確認・修正

出来上がったサイトを、テスト環境(一般には公開されていない場所)で確認していただきます。 実際の画面をスマホやPCで操作してみて、表示崩れがないか、使い心地はどうかなど、公開前の「最後の仕上げ」を一緒に行います。

【実例ロープレ】制作会社にはこう伝えるとスムーズ!

わあ、スマホで動いてる!自分のサイトができると感動しますね…!

形になると嬉しいですよね!ぜひ、実際のボタンを押して使い心地を試してみてください

PCだとバッチリですね。あ、スマホだとこの写真、もう少し大きい方が見やすいかな?

なるほど、いい視点です!スマホで見ている人の方が多いはずなので、そこは微調整して『見やすさ』をアップさせましょう!

💡 ここがポイント! 制作会社もプロですが、「お客様の感覚」も大事なことです。 ミス探しというよりも、「もっと良くするためのブラッシュアップ」期間だと捉えて、気になったことは遠慮なく(でも前向きに!)伝えてくださいね。


08. 公開・運用サポート

いよいよ本番環境へアップロードし、世界中へ公開! でも、これで終わりではありません。公開後の更新サポートや、アクセス解析(Googleアナリティクス)の導入など、サイトを育てていくための運用もご相談ください。

【実例ロープレ】制作会社にはこう伝えるとスムーズ!

わーい!公開された!これで終わりですか?

いえいえ、ここからが本番ですよ!まずは1ヶ月後に、どれくらい人が見に来ているか分析してみましょう

分析?難しそう…

大丈夫です。『どのページが人気か』など、レポートをお出ししますね

💡 ここがポイント! Webサイトは「作って終わり」ではなく「育てていくもの」です。公開して初めてスタートラインに立ったと考え、データを見ながら改善していくのが成功への鍵です。


まとめ:急がば回れ!「段取り」こそが成功への近道

Webサイト制作は、単に「デザインを作る」だけではありません。 ヒアリングで目的を固め、ワイヤーフレームで骨組みを作り、最後にデザインで命を吹き込む。この工程を飛ばさないことが、結果的に「最高のサイト」を「最短」で作る方法です。

なるほど!「05. 設計図(ワイヤーフレーム)」があるから、失敗しないサイトが作れるんだね。

その通り!いきなり作るんじゃなくて、ひとつひとつ階段を上るように進めていくのが、成功への一番の近道なんだよ。

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